~セミと記憶~ 不幸せの予感

お疲れ様~!
今日も退勤だ。

いつものようにスーパーに寄って帰宅だ。

今日は少し飲みたい気分だ。。

俺は、いつもより強めのお酒を楽しむ。

そしてまた物思いにふけってしまう。





~~~~⏳🕰️
ミーン ミーン ミーン
中学になった俺は、セミの鳴き声を聞いても特に何も思わなくなっていたが
心の隙間からフワッと入ってくるような懐かしさを感じていた。



~~
授業が終わり部活に行くところだ。
俺はまだ野球を続けていた。

かつて一緒に虫探しをして
スポーツを始めるきっかけを与えてくれた友達は
小学生の時にすでに野球を辞めていた。
次第に関わる人間が変わり
その友達とは疎遠になっていった。


まーそんな平凡な毎日を送っていたよ。

成績も学年で50位くらいだった。
(300人程いただろうか。。)

人間関係もそれなり。。だっただろう。

今の俺は上手く生きている!
そう思っていた。



ある日いつものようにグループで話していた時のことだ。

ん?最近何の話をしているのかわからない時があるぞ?
なんだ?

後から聞いてみると、
野球の試合を見に行った。
プールに行った。

。。聞いていない話だ。
なぜ誘わない。。

ショックだった。というより、
体に力が入らないといった感覚だ。

いいなぁ。と言いながら俺は笑えていただろうか。

まー俺は居ても居なくても変わらない存在。いわゆる無害な人間なのだろう。

悪気はなかったのだろうが、実際に言われたこともある。


そうそう、携帯電話をまだ持っていなかったということも理由の1つだったと思う。 

それをきっかけに親に携帯電話をかってほしいと
毎日言い始めた。

でも親は決まってこう言う。
 携帯電話がないからって誘ってくれない友達なんか友達じゃない。
捨ててしまえと。。

言っている意味は理解していたが
納得はできなかった。。

それは携帯を持っている人の方が少ないときだろ!
小学生と違って交友関係も広くなって、時間の使い方も変わったのに
わざわざ連絡の取れない人間を積極的に誘わないだろ!と。毎日毎日言い合いをした。


それでもダメだった。
よく覚えていないが泣いてしまったかもしれない。

いつも理想と現実がかけはなれ過ぎている。。
ただ、もう少し感情のある笑顔を作りたかっただけなのに、、なぜこうなるのだろう。
ほんとに悔しかった。。


やっぱり頑張っても、もって生まれた能力、性格は変わらないのだろう。
 環境までもが俺の幸せの邪魔をするのかと
さらに心を渇かせてしまった。。。