~セミと記憶~ 抜け出せない

お疲れ様~~

退勤だ。

あ~いつまでこの会社で働くのだろうか。。本当はなりたいもの、やりたいことがある。
俺は実は韓国に留学した経験があってある程度は韓国語が出来るんだ。
せっかく勉強したんだし、活かせたらと思ったが
タイミングの問題と趣味や特技として使用するのも悪くないと思って
よくある会社のサラリーマンをやっている。

ここまで人生経験を積んだのだから当たり前かもしれないが、今の性格や考え方のまま過去に戻れたらもう少し理想の自分として生きることができただろうなと悔しく思う。


今も変わらないが、特に昔の俺は未来ばかり見て、大切な今をコツコツ努力できていなかったのだろう。


あー!!わっかんねぇぇ!
かんぱっあぁぁい!!







⏳~~~⌛

ミーン ミーン
またこの季節か!💦
俺はこの頃から時の流れの早さを感じていた。


あれから結局、人々(今では友人と呼べる存在であったのか曖昧なので)にとって必要不可欠な人間にはなれていなかった。


でも俺は、プライドだけはあった
中学生ながら自分は自分と割りきって生きていた。

この生き方は現在の自分の考え方の元祖的なものだ。


これが平穏そのものだ。
悲しいこと 辛いことはもちろん、喧嘩をすることもなかった。

反対に 楽しいこと 嬉しいこと わくわく どきどき。といった感情を覚えることはなかった。

ただプログラムされたロボットになったかのようだった。


そんな毎日を過ごしていたある日のことだった。

普段何気なく挨拶や会話をしていたはずの女性達が、、可愛いと感じた、、そう思うと上手く話せなくなっていた。
長くロボットになっていて気付かなかったのだろうか。。
寂しさが一気にあふれでたのだろうか。。
まーそれはわからない


俺の周りでは ~ちゃんが可愛いとか ~ちゃんが好きだとかそんな会話はなかった



今年はそろそろ修学旅行がある。
いつものように平穏に、そしていい景色を見て帰ろう。
その程度にしか思っていなかった。


ある日、修学旅行の自由時間でのグループ決めの時間だ。
男女混合でのグループ決めだ!
最近気になるあの子と一緒にならないだろうか!
久しぶりにわくわくした感じだった。


ん?なんだ??
ひそひそと男女で相談しているのを感じる。
俺が話し掛けても
グループ決めが気になるのか、気になる誰かのことが気になるのかはわからないが、
俺の話しはどうでも良い。価値がないかのような態度だ。

これまで心を冷たく鉄にしていたが、
あまりの舐めた態度に激しい怒りと、焦燥感を覚えたよ。


他の人はもう既に恋愛というやつをしているのか?
普段の会話で恋愛についての話題がなかったのは俺がいたからなのか?
俺には恋愛はわからないと思っていたのだろうか?
俺には恋愛については話す価値もないって思ってたのだろうか?
なんで俺は何も知らないんだ?

これまで冷めきっていた鉄が熱く熱く熱し始めたのだ!





   ~次回、修学旅行 こんなに深いため息が出ることを知った夜~